【エンジニア必携】iPadは技術書読むためだけに買っても損しない【レビュー】

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こんにちは、教育系エンジニアのひらまつ(@hiramatsuu)です。

ひらまつの簡単な自己紹介

書籍「ゼロからわかる Linuxコマンド200本ノック(技術評論社)」の著者。Udemy受講者8万人。
プログラミング教育をメインに活動するエンジニアとして、動画教材の作成・技術書の執筆・学習アプリの開発などを行なっています(詳しくはこちら)。

先日、電子書籍リーダーとして、iPadを購入しました。

スマホの画面もかなり大きくなっている現在、タブレット端末を買う意味をあまり感じていなかったのですが、ためしに購入してみました。

3ヶ月ほど使ってみた結果、すべてのエンジニアはiPadを持っていたほうがいいのでは?と思うほど、かなり良い買い物だったので、詳細レビューしていきたいと思います。

購入の動機

「iPadを持ってた方がいいのでは?」と思い始めたのは、技術書を読むことにハードルがある現状に気がついたからです。

エンジニアとして、スキルアップ・キャリアアップしていくためには、日頃の勉強が不可欠です。技術の勉強には、最近はUdemyなどの動画教材もありますが、やはりまだ技術書を読むのが基本だと思います。

ですが最近、技術書を読むことに心理的な抵抗感を感じている自分がいることに気がつきました。なぜかと理由を考えてみたところ、以下のような理由があることがわかりました。

  • 重いので手に持って読むと疲れる
  • 電子書籍で読みづらいことが多い
  • 分厚いので本棚のスペースをかなり奪う

いずれの理由も、技術書が大きく、重くて、分厚いことに由来しています。物によっては、鈍器にしか見えないものもあるくらいです。技術書は他のジャンルの書籍と比べて情報量が多く、それゆえにスキルアップができるという部分もあるので、仕方のないことですが、やはりビジネス書などと比べて、読みづらいことは間違いないです。

また、技術書はKindleのような電子書籍のフォーマットになっていないことも多く、単純に本をPDFにしたようなものも多いです。そのため、スマホの画面サイズでは文字が小さくなりすぎて、読めなくはないですが、非常に読みづらいです。

その上、拙著「ゼロからわかる Linuxコマンド200本ノック」のようにKindleのフォーマットになっているものであったとしても、コマンドの実行結果やコードは小さい画面では見づらく、スマホで読むのはなかなかストレスが多いです。

拙著「ゼロからわかる Linuxコマンド200本ノック

※拙著についてより詳しくはこちら👇

こういった理由から、技術書を読むことを負担に感じている自分がいることに気がつきました。こういったちょっとしたストレスが原因で、本を買いづらくなってしまうと、成長の機会を逃してしまって非常にもったいないですし、これはエンジニアとしての人生にとって良くないです。そこで、解決策を小一時間考えた結果、これはと思い購入したのがiPadです。

iPadを購入した結果、読書が捗りまくる!

私が購入したのは、以下の一番安いモデルです。初めてのiPadだった上に、役立つかどうかも購入時点ではわからなかったので、iPad Proではなく、一番安い無印iPadにしました。

購入して、3ヶ月ほど使ってみた結果、何で今まで買っていなかったんだと後悔するレベルで良かったです。購入して得られたメリットは、以下のようなものです。

  • 技術書の読書量が増えた
  • 漫画も読みやすくなった
  • 子供にYouTubeを観せやすくなった

まず、期待通り、技術書を読むハードルを下げて、読書量を増やすことができました。これまでは、読みたい技術書があっても、Kindleのフォーマットになっていないと、購入をやめてしまうこともあったのですが、iPadを買ってからは、一切躊躇せずに買うようになりました。本棚のスペースも気にしなくてよくなったのも大きいです。

そして、移動中にも技術書を読めるようになったのが、かなり大きなメリットでした。移動中にUdemyなどの講座を作ったりするのですが、その際にこれまでは重い参考文献をわざわざ持ち運んでいたので、それがなくなったのはめちゃめちゃ助かりました。また、カバンの容量の都合から、これまでは持っていく参考文献を選ぶ必要があったのですが、そのストレスからも解放されました。

そして、副次的なメリットとして、趣味の漫画も非常に読みやすくなりました。漫画も場所を取るので基本的に電子書籍で買うのですが、スマホで読んでいると、見開きで書かれた絵が読みづらいなどのストレスがありました。画面も大きいので、HUNTER×HUNTERのような文字だらけの漫画も読みやすいです。

また、1歳の息子がしなぷしゅという乳幼児向け番組がとても好きなので、iPadで観せています。最近では、iPadを取り出しただけで、喜ぶようになりました笑

使ってみてわかったいくつかの問題点

このように、全体的には買って大満足だったiPadですが、気になる部分もないことはないです。

それは、無印iPadのスペックの低さです。

基本的に、電子書籍リーダーとして使用していますが、本の終了やページめくりなど、若干反応が遅くて不便に感じることもあります。人によっては、気にならないレベルの遅延ではあるのですが、個人的には少し気になるところです。ちょっとしたストレスも、読書量の低下に繋がってしまうので。

なので、技術書を読むハードルを極限まで下げたい!という方は、多少高くてもiPad Proを購入する方が良いかもしれません。私も次に買うときには、iPad Proに切り替えるつもりです。

とはいえ、無印iPadでも十分にメリットは享受できますので、コスト的に厳しいという方は、無印iPadでもまったく問題ないと思います。コスパで言ったら間違いなく、無印iPadの方が優秀だと思うので。

結論:最安モデルでもいいので、エンジニアはiPad買おう

というわけで、エンジニアはiPad持っておいた方が良いよという話でした。購入前は画面サイズがデカすぎるのでは?と思ってましたが、これくらいデカい方が電子書籍リーダーとしては良かったです。iPad miniは技術書を読む用途だと、おそらく小さすぎます。

無印とProでは、認証方式(Face ID or Touch ID)や画面サイズなども微妙に違うので、よく比較した上で自分にとってどちらが最適か考えてみてくださいー。

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