先日、ゆとりろ熱海という旅館まで、1泊2日のワーケーションに行っておりました。熱海ノマドの第二弾です。
滞在中はがっつり仕事をしてきたので、ゆとりろ熱海はワーケーションに適しているのか?を詳細レビューしていきたいと思います。
各項目を、◎/○/△/×の4段階で評価していきましょうー。
アクセス:○
- 熱海駅から車で15分ほどの距離
- 熱海駅からホテルまで送迎車あり
- 帰りもホテルから熱海駅まで送迎あり、チェックイン時に予約
- 送迎があるのでさほど不便は感じなかった
- ホテル周辺には店がほとんどない
ゆとりろ熱海は、熱海駅から車で15分ほどの距離にあります。熱海駅からの送迎もあるので、徒歩旅行でも問題なく宿泊できます。送迎車はバスでなく、7人乗りの乗用車でした。
公式ページには書いていませんでしたが、ホテルから熱海駅への送迎もあります。チェックイン時に時間の予約をします。
熱海駅周辺のホテルの中では、辺ぴな場所にありますが、往復の送迎があるので特に遠さは感じませんでした。
ただ、ホテル周辺には買い物できるところが何もないので、必要なものがあったら熱海駅周辺で購入しておくのがおすすめです。
風呂・サウナ:△
- 93度の高温ドライサウナあり
- サウナは3人サイズ、水風呂は1人サイズ
- とはいえ宿泊者もさほど多くないので混雑はしなかった
- サウナ休憩用の椅子はなし!
- 内風呂のわきにちょっとしたスペースがあるので、そこでととのうことは可能
- 脱衣所にウォーターサーバーがない!
ホテルの部屋数が30部屋程度しかないこともあり、大浴場はとてもこじんまりしたサイズでした。サウナは3人サイズ、水風呂は1人サイズです。
とはいえ、大浴場自体がさほど混雑していないので、小ささで困ることはありませんでした。むしろサウナ室内に自分一人しかいなかったので、個人的には好きでした。
サイズよりもむしろ残念だったのは、サウナ休憩用の椅子がないことと、脱衣所や大浴場内にウォーターサーバーがなかったことです。
休憩スペースに関しては、内風呂のわきにちょっとしたスペースがあるので、そこに座ることでなんとかしのげるのですが、ウォーターサーバーがなかったので、2セットもしたら喉がカラカラで風呂を上がらざるをえませんでした。
個人的にサウナの質はホテル滞在の満足度に大きく影響するので、熱海後楽園ホテルと同様、この部分は改善が期待されます。
仕事環境:△
- 部屋もロビーも、Wi-Fiは一切使えなかった
- 館内は全体的に薄暗く、集中環境というよりはリラックス環境
- 足湯に浸かりながら作業できるスペースもありGood
- 足湯席は6席しかない上に人気なので、長時間の占領はできない
- フリードリンクあり
そして最も重要な仕事環境ですが、Wi-Fiが一切繋がらないという致命的な問題がありました。
公式の案内では、客室内はWi-Fiが使えないものの、ロビーやレストランであれば使える、とのことでしたが、実際に接続を試みたところ、ホテルのいかなる場所でもWi-Fiはつながりませんでした。
幸い、楽天モバイルの回線は使えたので、ことなきを得ましたが、ビデオミーティングなどはできないと思っておいた方がいいですね。
ホテル館内は全体的に薄暗く、集中環境というよりは、ムーディでリラックスできる環境になっていました。これは好みが分かれるところかと思いますが、個人的には集中しすぎて疲弊することもなく、集中力が最適化されている感覚があったので、嫌いじゃなかったです。
ロビーには足湯に浸かりながら、相模湾を一望できるデスク付きのスペースがあり、ここが仕事をする上では特等席になりそうな感じでした。
ただ、足湯席は6席しかない上に人気なので、長時間の占領はできなさそうです。また、眺望が良すぎる反面、紫外線の多さが気になりました。日焼けを気にしない方には、めちゃめちゃいい環境だと思います。
そしてロビーにはフリードリンクが用意されています。水やお茶、コーヒーだけでなく、チェックインから17時くらいまではワインなども無料で飲めました。(お酒絶っているので飲みませんでしたが。)
食事:○
- 併設されているレストランで食べるコース料理
- 量を選べる
- なかなか美味しかった
食事は、併設されているレストランでのコース料理です。予約するプランによって、量を選べるのがいいですね。
私はいちばん量の少ないコースを頼みましたが、そこそこお腹いっぱいになりました。一般的な女性なら全然足りるんじゃないでしょうか。足りない不安がある方は、多めのプランにするか、食料を持っていくのがおすすめです。
味もなかなか美味しく、ふかふかのソファで1時間ほどかけて夕食をいただけて、非常にリラックスできました。やはり、ビュッフェよりもコース料理の方が、リラックスはできますねー。
その他特徴
- 全体的に古い
- 卓球台やビリヤード台などがあるプレイルームあり
- 部屋には風呂もシャワーもなし
その他の特徴としては、全体的に建物は古かったです。トイレが自動じゃなかったり、ルームキーがカードじゃない・オートロックじゃないなど、古さからくる不便さは多少ありました。ただ、古いながらも清潔感はありましたので、不快感はまったくなかったです。
ホテル内にはプレイルームという、卓球台やビリヤード台がおいてあるスペースがありました。これが無料で使えるというのは、ゆとりろ熱海の大きな特徴だと思います。私はひとりで行ったので使いませんでしたが、友達や家族と一緒にいったらかなり楽しめると思います。
実際、プレイルームはロビーのそばにあるのですが、ロビーで仕事をしていると、卓球ではしゃぐ家族連れの楽しいそうな声が聞こえてきました。ロビーで集中したい人には気になるポイントになるかもしれません。(個人的には卓球部だったこともあり、卓球の音はむしろ好きで気にならなかった。)
あと注意点として、室内にはシャワーや風呂はありません。これも人によっては気になるかもしれないので要注意です。
まとめ
- Wi-Fiを必要としない仕事をする人には、ワーケーション先の選択肢になる
- ワーケーションよりも、家族や友達と遊びに来るのが向いているかも
- Wi-Fiや古さが気にならない人(特に2〜4人での旅行者)にとって、コスパはかなり高い
というわけで、ゆとりろ熱海でワーケーションをしてきた感想でした。価格帯も安めで、無料でプレイルームが使用できるなど、なかなかコスパのいい宿だと思いました。
ただ仕事環境としては、Wi-Fiがないなど、さほど良くないので、ワーケーション先というよりは、遊ぶために来るのが向いているかもしれません。
個人的には、ワーケーション先としては、数年に一回は再訪するかもなあ、という感じですかねー。もしくは、友達や家族をつれていきたいです。
以上、熱海ノマド第二弾でした。今後も熱海のホテルを開拓していきますのでお楽しみにー。